LattePandaとは?

 

 

ここでは海外メディアの情報をもとに、LattePandaをご紹介します。

 

  1. LattePanda Alpha VS オリジナルLattePanda

  2. LattePandaでのLinux Ubuntu公式サポート開始

  3. BOSONの導入 – LattePandaにもっとモジュールを!

 

 

1. LattePanda Alpha VS オリジナルLattePanda

 

 SBC業界のトレンドの一つとして、最近、LattePandaからLattePanda AlphaとDeltaという2つの新しいプレミアム開発ボードがリリースされました。 AIやGoogle DeepMindのAlphaGoなどの新しいアプリケーションに対処するために、新技術が次々と開発されています。 実際に、 ソニーのαシリーズカメラ(α9、α6500など)に見られるように、Alphaと名の付く製品は、本質的にもアプリケーションとしてもプレミアムです。これらは消費者のニーズを真剣に反映させた、最高峰の商品です。Alpha Pandaもその一つで、今日のSBC市場で入手できる最高のものです。 その新しいAlphaとDeltaの新機能、その利点についてご説明します。

 

 

主要スペック

 

機能/製品

LattePanda

LattePanda Delta

LattePanda Alpha

CPU

Intel Atom x5-z8350

Intel Celeron N4100

Intel Core-m3 7y30

Benchmarks PassMark

1301

2000+

3539

GPU

Intel HD Graphics
200-500MHz

Intel UHD Graphics 600
200-700 MMHz Supports eGPU

Intel HD Graphics 615
300-900MHz Supports eGPU

OS

Windows 10 Home

Windows 10 Pro Linux

Windows 10 Pro Linux

 

AlphaとDeltaのCPUは、元来のLattePandaより少なくとも2レベル上です。 これを車に例えて、オリジナルのLattePandaがBMW X1だったとしましょう。 その性能と機能は、DeltaではX3、AlphaではX5になります。詳しくはデモ動画をご覧ください。 

 

今日、クアッドコアからオクタコア、さらにはヘキサデカコアまで、多種多様なCPUが市場に出回っています。 しかしそのパフォーマンスは、CPUのコア数やクロック速度と直接関係はありません。むしろそれ以外にも重要なことがたくさんあります。 同世代のCPU間では、アーキテクチャー、ハイ・スレッディング、ターボ・ブーストなどのテクノロジーが大きく異なる場合があります。 従ってCPUをより分かりやすく評価しているのが、PassMarkのCPUベンチマークです。 このスコアは、CPUが毎日の作業でどのように動作するかを正確に示しています。

 

AlphaとDeltaは、メインクロック速度が進化しただけではなく、インテルの統合ソリューションによって、GPUの性能が大幅に向上しています。 これは、ロボットビジョン、人工知能、IoTエッジデバイス、インタラクティブアートなどのプロジェクトに全面的に取り組んできたLattePandaの努力の結果です。このグラフィック機能は、画像処理、ビジュアライゼーション、アニメーション表示などの場面で、 メーカーや開発者達の想像力を一層掻き立てるでしょう。

 

SBC市場における最大の特長は、外部グラフィックス処理装置(eGPU)のサポートです。 AlphaとDeltaはどちらも、その拡張性を最大限に引き出すために、M.2インターフェース経由でフルサイズのグラフィックスカードをサポートしています。 まだ全容はリリースされていませんが、PCクラスの性能を備えた、携帯電話の約2/3の大きさのデバイスは、全く新しい魅力的なプロジェクトを生み出すでしょう。 新しい組み込みシナリオ?モバイルロボット開発プラットフォーム?ポータブルVR、またはMRプロジェクト?そのどれもが実現できそうです!

 

デザインと詳細:

 

 

AlphaとDeltaの設計は、開発者向けの多くの詳細機能を備えた、業界の主要デバイスといえます。 上の写真からは、変わることのない部分を残しつつも、工業デザインに基づいた美しい新製品に仕上がっていることが見て取れます。

この製品はまだ商業利用されていませんが、見た目はコンパクトなトランスフォーマーのようです! 公式のプレスリリースによると、フル機能のUSB Type-Cポートがサポートされており、後発世代との問題を避けるために、標準の電源アダプタが同梱されています。

 

デスクトップクラスのLattePanda シェル 

 

嬉しいことに、AlphaとDeltaは、デスクトップモードとタブレットモードの、2つの絶妙なハウジングで設計されています。

 

その他のスペック比較

機能/製品

LattePanda

LattePanda Delta

LattePanda Alpha

RAM

2/4 GB

4GB

8GB

Memory

32/64 GB eMMC 4.0

32GB eMMC 5.0
1x M.2 B Key
SATA SSDをサポート
1x M.2 E Key

64GB eMMC 5.0
1x M.2 M Key
NVMe SSDをサポート
1x M.2 E Key

接続

WIFI 802.11 b/g/n
Bluetooth 4.0
100 Mbps Ethernet

WIFI 802.11 AC/b/g/n
2.4/5G Dual Band
Bluetooth 4.2
1000 Mbps Ethernet

WIFI 802.11 AC/b/g/n
2.4/5G Dual Band
Bluetooth 4.2
1000 Mbps Ethernet

Arduino搭載
コプロセッサ

USB ポート

1x USB 3.0
2x USB 2.0

3x USB 3.0
1x Type-C
PD, DP, USB 3.0をサポート

3x USB 3.0
1x Type-C
PD, DP, USB 3.0をサポート

ディスプレイサポート

HDMI 出力
拡張可能なMIPI タッチディスプレイ

HDMI出力
拡張可能なMIPI タッチディスプレイ
Type-C DP出力

HDMI出力
拡張可能なMIPI タッチディスプレイ
Type-C DP出力

汎用I/Oポート

20x Arduino ピン

2x50-pins GPIOs; I2C, I2S, USB, RS232, UART, RTC, 電源管理, 拡張可能な電源ボタンを含む

2x50-pins GPIOs; I2C, I2S, USB, RS232, UART, RTC, 電源管理, 拡張可能な電源ボタンを含む

サイズ(mm)

85 x 70

110 x 78

110 x 78

 

新しいLattePandaは以前のバージョンよりわずかに大きいですが、その分多くの新機能が搭載されています。 RAMが2倍、NVMe SSDによって記憶容量が3倍になり、デュアルバンドWi-Fiカードも搭載されています。最も注目すべきは、USB 3.0 / Type-C / M.2の高速インターフェースの機能拡張です。 これらは、CPUと同じくらい性能を向上させます。 AlphaとDeltaは、サイズを変更することなく、これらのローエンドのSBCにはない新機能に対応した、数少ない製品の1つです。

 

M.2 MKは一般的なNVMe SSDを拡張したり、システムの読み込みと応答速度を高速化したりするだけではなく、PCI-e x4バスが内蔵されているため、グラフィックス、3 / 4G無線LAN、デュアルギガビットLAN、HDサウンドカードなどの多くの周辺機器に対応しています。

 

AlphaとDeltaにはさらに多くの汎用I/Oポートがありますが、実際には、組み込みプロジェクトの価値を強化し、様々なシナリオのアプリケーションに十分に適用できるプロトコルを備えた、デュアル50ピンコネクタです。

 

全体として、LattePandaのAlphaとDeltaは上級ユーザー向けだと想定されます。 これら2つの製品は、まだクラウドファンディングの段階です。 LattePandaチームによると、Kickstarterの価格は、販売時の小売価格の80%になりそうです。 AlphaとDeltaの価格は$ 129からスタートします。製品の詳細については、こちらのポータルを参照してください。

 

(オリジナル記事:LattePanda Alpha VS LattePanda Original

 

 

2. LattePandaでのLinux Ubuntu公式サポート開始

 

1991年にフィンランドの学生、Linus Torvaldsが個人的にプロジェクトを開始し、新しい無料オペレーティングシステムカーネルを作成しました。 それ以来、Linuxカーネルは絶え間なく成長しています。 Linuxのライトウェイトアーキテクチャーのおかげで、組み込みアプリケーション向けの世界的なシステムとして急速に普及しています。 これはスマートホームデバイスやIoT(Internet-of-Things)他、より多くの場面で使用できます。 フォーラムに寄せられた多くのLinux OSの要望を受けて、遂にLattePandaの公式Linuxベータ版イメージが公開されました。 LattePandaのz8350 CPUのおかげで、素晴らしいパフォーマンスです。 この記事では、Linuxについて簡単にご説明します。

 

 

 

ベータ版は、パートナーやコミュニティのメンバーと2ヶ月以上にわたってテストを繰り返してきました。 遂に動作が安定し、商業ベースでの使用と調整の準備が整いました。

 

LattePanda上のUbuntu VS Respberry Pi上のUbuntu

 

 LattePanda Raspberry Piの機能比較

 

Respberry Piの一番の魅力は何でしょうか?価格です。 すべてのオタクが試してみたいと思うほど低価格です。 Respberry PiのCPUは素晴らしいですが、複雑なアルゴリズムを扱うには完璧ではありません。 デモを実行している時や、ビデオを見ている時でさえも、遅くなることがあります。 LattePandaは、x64システムとIntel Cherry Trail z8350 CPUをベースにしているので、そのパフォーマンスはRespberry Piよりもはるかに優れています。 もちろん少し高価ですが、Respberry Piがサポートしていないプロジェクトを実行する時に役立ちます。 LattePandaはUSB3.0ポートも提供しています。つまり、LattePandaはUSB 3.0デバイスをサポートできるのです!realsenseのようなハードウェアも使えるようになります!

 

LinuxはLattePanda上で何ができるか?

 

LattePanda上でLinuxが行える、アプリケーションの一例です。

 

LattePandaをサーバーとして使用して、ファイルを共有したり、バックアップを保存したり、ムービーをストリーミングしたりすることができます。コンピュータの電源をつけっぱなしにしておきたくない場合には、この小さな「Linuxボックス」を使うのがいいかもしれません。 WindowsはPUTTYのようなサードパーティのツールを使用して、Linuxベースのサーバーと接続します。 しかしこれはあまり便利ではありません。 今日では、SSHのネイティブサポートをもたらすため、ほとんどのサーバーはLinuxベースです。 Linuxベースのローカルマシンは、ターミナル内の1つのコマンドラインで、リモートサーバーに接続できます。 ホストは、SSHキーとユーザー名だけでなく、ファイルに格納することもできます。 SSHに接続するには、次のコマンドを入力するだけです。

 

ウェブサイトやウェブアプリをホストする 

 

また、Webサイトを構築する際にも優れたプラットフォームです。 BlueHost、HostGator、GreenGeeks、Dreamhostのような、多くのLinuxベースのWebホストが、ウェブサイト構築に役立ちます。 少し難しくて複雑ですが、データを他人の手に預けるよりも、自分のマシンに置く方が安全です。

 

家にあるものをすべて自動化しよう 

 

 

 

ホームオートメーションアプリケーションを導入する

 

Linuxに関する少しの知識と、LattePandaのような安いコンピュータがあれば、ホームオートメーションはもはや夢ではありません。 ありとあらゆる小さなホームオートメーションガジェットを作成できます。 Siriで自宅をコントロールし、LattePanda上のGoogleアシスタントでブラインドとエアコンを制御し、LattePanda上のAlexaで買い物をしたり、自宅の監視システムを設定したりすることができます。 お財布が許す限り!

 

セキュリティ

 

完全ではありませんが、極めて安全です。 LinuxをデスクトップOSとして使用している人は比較的少数ないので、攻撃しようとするハッカーの数も少ないのですが、それよりもLinuxは非常に安全性の高いOSなのです。 Linuxは、ユーザーへのデフォルト権限付与から、コードの開発、維持まで、終始安全に配慮して設計されています。

Win10をダウンロードする際には、Bitdefender、Norton、Kaspersky Labのようなアンチウイルスプログラムをダウンロード/購入して、コンピュータをハッカーから守る必要があります。 Linuxにもアンチウイルスプログラムがまだいくつかありますが、たいていの場合は不要です。

 

メーカーに最適

 

一部のメーカーは、Linuxが異質で難しいと思い込んで、使用を躊躇しています。 大量のコマンドを知らなくてはならないのは、頭痛の種です。 しかし同時に、これはメーカーがLinux OSの使用を好む理由の一つなのです。 端末は恐ろしいものではなく、多くの用途を持つ強力なツールです。 Linux端末は、ユーザーの作業を簡単にします。

Linuxは、主要なプログラミング言語(Python、C / C ++、Java、Perl、Rubyなど)のほぼすべてをサポートしています。 あなたはプログラミングを勉強したり、それでプロジェクトを実行したりすることができます。

 

カスタマイズ

 

Windowsと異なり、Linuxを使う際の最も便利なところは、既成のものではなく、あなたのニーズに合わせて100%独自のディストリビューションを作成できることです。 もちろん、独自のLinuxディストリビューションを作るためには、Linux Respin、Systemback、Linux Live Kit、Ubuntu Imager、Linux from Scratchなどのツールが必要です。これらのツールを使うと、自分のLinuxディストリビューションを簡単に作ることができます!

また、Linuxにはいくつもの美しいアイコンテーマがあることに驚かれるでしょう。 想像力次第で、あなたのシステムをカスタマイズすることができます。

テーマをインストールしなくても、美しいアイコンテーマはたくさんあります。 さらにConkyを使用して、デスクトップ上のシステム情報をスタイリッシュに表示することができます。 言うまでもありませんが、Linuxの壁紙でもいろんなことができます。

 

まとめ

 

LattePanda用のベータ版Linux OSはすでに公開されています。 パワフルなCPUと優れたパフォーマンスにより、LattePandaはあなたのプロジェクトを向上させるでしょう。 強力なCPUにより、デモをスムーズに実行できるようになります。 もしもあなたが家庭用のミニPCや、オタクプロジェクト、組み込みアプリケーションとして使うことや、Linuxを使い始めてみようと思うなら、この安いSBC OSもおすすめです。

 

リンク

 

LattePandaLinux Ubuntuをインストールする際の説明書等
ホームオートメーションガジェット
Siriで自宅をコントロール
ブラインドとエアコンを制御
自宅の監視システム

 

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Linuxとは?

 

 

 

Linuxは無料のオープンソースのオペレーティングシステムです。つまり、コードは誰でも利用可能です。Linuxのユーザーエクスペリエンスを向上させるために、誰もがコードを提供することができます。 また、誰でも機能を追加したり、バグを修正したり、セキュリティリスクを軽減することができます。

 

Ubuntu、CentOS、Debianなどの異なるディストリビューションがあり、それぞれ異なるアプリケーションに使用されます。 多くのDVDプレイヤー、個人情報管理者、メディア端末、インターネットアクセスデバイスが、LinuxをOSとしてインストールしています。 Android OSもLinuxに基づいています。

 

Linuxシステムは、ライトウェイトアーキテクチャーのため、組み込みアプリケーションとして最適に使用できます。このおかげで、LattePandaのパフォーマンスは劇的に向上しました。 多くの効率的なツールがあり、LattePandaはそれらをシームレスに操作できます。

(オリジナル記事:Releasing Official Linux Ubuntu Support on LattePanda

 

 

3. BOSONの導入 – LattePandaにもっとモジュールを!

 

センサーの選択肢が広がりました!LattePandaに50個以上の互換モジュールを設置できます!

 

これらのモジュールはDFRobotのBoson Kitのもので、さまざまな機能を提供します。 LattePandaとは3ピン重力インターフェースを使って接続できます。 これらのモジュールを使用して、LattePandaでできることを無数に探ることができます。

 

BosonキットはKickstarterで利用可能になりました。

 

 

 

 (オリジナル記事:Releasing Official Linux Ubuntu Support on LattePanda